身体の痛み

最近、大人バレエのテキストを読んだりしている中で、大事だなあと思ったことがあるので少し載せますね。

「身体に痛みがあると、その痛みをカバーするために、無理な姿勢を取ろうとします。意識ではなく無意識のうちに、重心の位置が移動することがあります。ほんの数センチの重心の移動ですが、重心の位置が変わるということは体重を支える骨・筋肉が変わるということです。」

 

「レッスンをしていて痛みが消えていくとき、その痛みの原因は疲労物質が溜まっていたり筋肉が硬くなっていることが原因である場合があります。この場合、レッスンはぼちぼち続けながらでも大丈夫。」

「でもレッスン中に痛くはなかったけど、レッスンが終わった途端に痛みが出てきた…というような場合は要注意。患部が炎症を起こしているようなこともあります。こんな場合は、少し休みを取るだけで良くなることもありますので、休みは必要ですね。」

〈大人なバレエな皆さんのテキスト 35歳からのバレエ入門より〉

 

よく聞くのですが、例えば右足を痛めて少しかばっていたら今度は左足も痛くなった、というようなこと。痛めた部分をかばっていたら無意識に正常ではない身体の使い方をして、ほかの部分も痛めてしまうということ。休みを取らないでレッスンを続けるのは個人の判断では危険なこともあります。大人のバレエに無理は禁物です!専門のお医者さんに相談するのがいいと思います。